このチュートリアルの目標
- 集合演算の「差」を使って、平面に穴を開ける方法を学習します。
- 左右対称で、かつ前後対称な物体をデザインする方法を学習します。
チュートリアルの内容そのものは、短いのですが、今までやってきたレイヤーや、ダブルウィンドウを使っていきますので、レベルを5に設定しました。
左右対称、前後対称なので、1/4の形をデザインして、左右にコピー、前後にコピーで形を作ります。
モデリング
まず六角大王を立ち上げたら、標準モードにして、右前のエリアに天板を作成します。天板はソリッド立体ツールで直方体を配置すればOKです。
なお、説明しやすいように面は透明度60にして貼ってあります。
次に、別レイヤーに足を作成してみました。この足は天板の奥深くまで刺さっています。
次に、足をコピー([CTRL]+[C])し、別レイヤーに同じ位置で貼り付け([CTRL]+[SHIFT]+[V])ます。
ここで貼り付けた足は、天板に穴を開けるための足なので、後で消えてなくなる運命です。ですから、実際の足とは区別してるわけです。
(上の図では、実際の足は非表示になっています。)
さていよいよ集合演算を行います。集合演算は「和」「差」「積」の3つがありますが、ここで使う「差」以外はまた使う機会があったら説明します。
では、まず引かれるほうの立体(天板)を選択し、[SHIFT]キーを押しながら引く方の立体(足)を選択します。
そして、「立体」→「集合演算」→「差」を選ぶと、天板に足が入る穴が開きます。
穴が開いたら、穴の内側のポリゴンを全部削除してしまいます。
もっといい方法がありました^^;(コメント参照)
そして、実際の足レイヤーを表示してみるとこんな感じになります。
ここで、このまま作業を続けてもいいのですが、穴と足の太さが全く同じなので、実際に作った時にきつくて入らない穴になってしまいます。
そこで、この穴をほんの少しだけ大きくします。
大きくする方法は、穴を真下から見て、なげ縄ツールで穴の四角を囲み、選択します。その後、拡大縮小ツールでほんの少しだけ大きくします。
(足レイヤーを編集不可にするのをお忘れなく)
- 作品名
- テーブルの作成1
- 登録日時
- 2009/12/12 (土) 19:40
- 分類
- ペパクラ講座
ノーザラント - 2010/02/16 (火) 23:29 Edit
もっといい方法を発見したので、追記しておきます。
集合演算の所ですが、集合演算なんか使わずに、削り取りを使うと、穴あけから内側削除までやってくれました。
具体的な手順は以下の通りです。
1.穴を開ける天板を先に選択し、続けて[SHIFT]キーを押しながら、足を選択。
2.立体→削り取りを実行。
以上で、穴が開きます。